JNK Malvazija 15
JNK Malvazija 15
スロヴェニア
品種:シャルドネ
樹齢35年と10年のマルヴァジアで作ったキュヴェで72時間の醸し後、古 樽で18ヶ月発酵・熟成し瓶詰め後、セラーで長期瓶熟しています。琥珀 の入った黄金色、金木犀やトロピカルフルーツ、ドライいちじくの 香り、口中に旨味が拡がり綺麗な酸と上品で心地の良い味わいで、 バランスの整ったスムーズな仕上がりが印象的です。
ワイナリーについて(インポーター資料より)
10年以上前、トラックの運転手をしていた父はワイン好きが高じて休日に醸造とブドウ栽培を現場・実学で学び始め、それを見ていた娘Kristinaは イタリアで醸造の勉強をはじめた。代々、畑や醸造所を受け継いだわけではなく、完全に0から二人で夢の実現に歩き始めた。 そして家からそう遠くない自然のままの野山に土地を取得し、父と娘の二人だけで開墾してテラス状の畑をつくり、醸造所としてはそう広くない自宅の1Fに醸造所と熟成室を設けた。畑は計3.5ha。泥灰土と粘土が層となった土壌で標高が100〜350m、斜度は平均で30〜45%にもなる急斜面だ。南東から南に畑全体が面しており、朝の涼しい時間帯から昼過ぎまでしっかり日照を得、北のアルプス方面からは冷たい風が吹き下ろしワインに冷涼感を与え、南のアドリア 海からはマイルドな空気も入ってくる。 このようなミクロクリマを備えた素晴らしいテロワールがワインに良質なアロマ、酸、ミネラルを与える事は言うまでもない。 造る品種は、リボッラジャッラ、フリウラーノ、ピノブランコ、マルヴァジア、ソーヴィニヨンブラン。そして近年、新たにヴィトフスカもリリースを控えている。黒ブドウではカベルネソーヴィニヨンとメルロー。畑は最初からビオロジック。 周りは100%自然に囲まれており良質なブドウを栽培・収穫するには理想的な環境だ。醸造はいたってシンプル。白は3〜5日ほど醸した後、1〜2年落ちの古樽で熟成させ、赤は4〜60日の醸し期間を経て同じく古樽で熟成させる。瓶詰め後も基本的には飲み頃を迎えるまで藏で3〜5年熟成させてから出荷をする拘りぶり。