8月28日(水)

白隠正宗 愛國生酛。
このお酒が好きで、一度愛國米を見てみたい、食べてみたいと思い、
生産者の中村さんに連絡をしてみました。
「是非、愛国の稲穂の海を見に来てください。
 明日から稲刈りが始まります。刈り終わる前に是非。」

ここ静岡県裾野市からは、車で約2時間ほど、天城峠を越えると海と山に囲まれ長閑な風景の残る南伊豆町です。
中村さんからお話を聞くことができました。

昭和初期までは亀の尾、神力と並んで三大品種として栽培されていた愛國米。冷害に弱かったり粒が小さく昭和に入ると消えていきます。
当時は鳥の餌といわれていたそうですが、確かに米粒を見せていただくと、小さい。登熟に時間がかかるので、ハラジロが出るのが愛国米の特徴だそうです。

すでに姿を消していたた愛國米が、昔はこのあたりで盛んに作られていたことを知った中村さんは、筑波のシードバンクからタネを取り寄せて、最初は子どもたちと田植えや稲刈りをしたりと社会活動としてはじめたそうです。

田んぼに案内していただき、ひと目見て驚いたのはとてもワイルドな田んぼ。遠目にもわかる赤い芒。

昔の米は先祖返りするようで、ポツポツと背の高い稲が見えます。



品種改良前のお米は無農薬栽培が可能で、かえって肥料を与えすぎると倒伏してしまう。抑草が、特に重要だそうです。


有機JASを取得12〜13年前から、愛国米での酒の販売が始まります。

南伊豆米店さん。手作りスタンプがかわいい!


愛國米を炊き、お酒をいただいてます🍶

白隠正宗ではほかの酒米よりも硬くタンパク質の少ない性質を生かし、愛國米を70%精米し生酛造りで醸しています。
香り穏やかでキレのある味わいです。

日記に戻る