Apiua　La Mauvaise Reputation 2019

イタリア／マルケ州アンコーナ県
ヴェルディッキオ主体、マルヴァジーアビアンカ

収穫後、果皮と共に5日間マセレーション、圧搾後タンク内でシュール リー状態で9カ月の熟成。ヴェルディッキオの持つ個性を最大限引き出したワイン。ヴェルディッキオの骨格と、マルヴァジーアの広がりが一体感を生み出す。フランスのシャンソン歌手、ジョルジュ ブラッサンスの楽曲タイトルより「周りの視線や悪評に左右されずに、自分たちの信じた道を進む」という、強い決意を表現した白。

ワイナリーについて
ヴェルディッキオの最高品質と呼ばれる唯一の土地クプラモンターナ。古くはバローロに並び、区画ごとの個性を表現できる可能性を見出されていながら、大量生産の代表格として世界中に知られるようになり、結局実現されることはなかった。ヴェルディッキオ、そしてクプラモンターナの可能性に興味を持ったのが、アピウアの当主ロベルトカスティニャーニ。当初は近くのワイナリーよりブドウを買いながら実験的な醸造を行っていましたが、2018年、買い付け先の一つだったラ マルカ ディ サン ミケーレより、マンチャーノにある高樹齢の畑を売りに出すという話を持ち掛けられ、その土地を購入。合計3haの畑は基本耕すことはなく、チマトゥーラは果実のフェノールの生育を妨げると考えているため行っていません。銅、硫黄も最低限で天然由来のものを使用し、高樹齢の畑のため、新しい苗木は植えず、ロヴィナージュによって植樹を行う。Apiuaはラテン語でAcciuge（カタクチイワシ）、小さくも味わい深い旨味がある、そんな存在を目指すという意味から。
インポーター資料より