Two Meter Tall Original Sparkling Mead 2019
Two Meter Tall Original Sparkling Mead 2019
2MTの敷地内に設置した巣箱に、ミツバチが自生する様々な植物の花から集めたハチミツからミードを生産。無殺菌のままの状態で醸造したもの。ハチミツを水に溶かし、野生酵母のみで醗酵。約3年の熟成の後、若干量のハチミツを添加し、無濾過で、酸化防止剤も加えずボトリングし瓶内二次醗酵。
Two Meter Tall
フランスのワイナリーで働いていたアシュリー&ジェーン夫妻がオーストラリアに戻り、タスマニア・ダーウェントバレーで生産から販売までをこなすマイクロブルワリー。
彼らが造るビール、シードル、ミードは、独自のニュアンス、複雑さを持ち、バッチ、ボトル、そして時間の経過とともに変化していきます。
使われる材料は、基本的にタスマニア島で手に入るものを使用し、醸造用の水もダーウェント川の水と雨水を溜め炭素濾過したものを塩素処理をせず使用しています。定番商品は醸造からボトリングまでの期間を短くし品質を安定させるため、極めてニュートラルな培養酵母を使用し、最後に未醗酵麦汁をブレンドし瓶内二次醗酵を行います。
Forth All Grain Farmhouse Aleは、タスマニア島の他の農家が栽培した原材料も紹介したいという思いから、ホップを使わず、代わりにタスマニア北部の穀物、有機キヌアを使っています。
自社農場の生産量も継続的に増やし、以前から計画していた麦芽の自家製化や、数百本のラズベリーやリンゴの苗木を栽培しています。
培養酵母を使い、2006年より醸造されていたCleansing Aleが、より変化をつけるためTasmanian Wild Aleと名前を変更します。シェリー酒を製造する際に用いられるソレラシステムを応用し30樽の2ヶ月〜4年の熟成期間の異なるビールを自然発酵し、完全に自然なボトルコンディショニングを行っています。
元ワイン醸造家である彼らは、副原料を含めたビールの原材料は、ワイン(ブドウ)に比べ、栽培地を表現する本質的な能力が低いと考え、醸造において常に研究し独自のカテゴリーを創造し構築しています。
ワイルドエールをつくる醸造家達がベルギーのランビックを模倣しようとする傾向にあるなか、ランビックの醸造は、暖かい季節になると夜間の気温が下がらず、醸造家にとって理想的な条件が整わないため中止しなければならないが、この農場にはそのような伝統はないと言い、ランビックメーカーが決してやらないような、夏場の自然発生的な醸造を頻繁に行い、2MTならではの違いを表現しています