Mont Saleve　Mondeuse

　設計事務所で化学設備を造っていたミカエル・ノヴォが、スイスとレマン湖が目と鼻の先であるフランスはオート・サヴォワ(ジュラ地方)のネイデンスという小さな村で開業したマイクロブルワリー。ブルワリー名、ブルワリーのロゴにもなっているモンサレーヴ山の麓にある醸造所。

　ベースビールの原料は麦芽、ホップ、酵母、水だけで醸造し添加物や保存料を使わずビールは濾過も低温殺菌も行っていません。使用済み穀物は、家畜の餌として地元の農家に渡し、廃棄物も最小限に抑えています。
　ビール業界の枠に囚われたくない彼らは、地元産のワイン用ブドウなどを使用したGrape Aleなどを主力に、近代的な醸造と共に樽熟成などの研究を繰り返しています。